いちごの中身

誰かに聞いてほしい、ひとりごと。

命がけの選択

抗がん剤治療を受けると決めた母は今日から入院する。してしまう。私はそれでいいのか分からない…

抗がん剤はがん細胞だけでなく正常な細胞にも作用するため、それが副作用となって現れてくる。今の状態では効き目はあまり期待できないと言われているのに、あえて危険な橋を渡るようなことをしなきゃいけないのかな。抗がん剤の母に及ぼす影響がただただ恐い。だって延命どころか縮命となることだってあるのだ。

ここではこんなネガティブなことばかり言ってるけれども、もちろんお母さんには良くなってほしいと思っている。良くなる治療は受けてほしい。でも…でもなのですよ(苦笑) 治療前の今、すでにかなり具合が悪くて夜は一晩中咳き込んでるのを聞いていると、これ以上の苦痛は与えたくないという気持ちでいっぱいになって…うーん。

母は「苦しい思いをしてまで延命はしたくない」けれども「少しでも可能性があるなら治療をしたい」という気持ちで揺れている。諦めていない母の想いが分かるので、気持ちが折れてしまうようなネガティブなことは言わない。そばでその想いをしっかり支えて応援したいから。でもリスクをちゃんと分かってる?体への負担が大きいんだよー!と気になって仕方がない。心配でたまらない。

いろいろ思うところはあるけれど、明日からも元気を分けてあげられるようににこにこ頑張るぞ。やるからには『より大きな効果』と『少しでも小さな副作用』になることを祈るだけですね(。-人-。)

正解のない選択って難しい。。