いちごの中身

誰かに聞いてほしい、ひとりごと。

どうにもこうにも…

イライラが止まらない。。
うーん。。(苦笑)

普段だったら
「仕方ない 仕方ない ^ ^」
「そんなこともあるよね ^ ^」
と受け流せるレベルのことでも
どうにも腹が立って仕方がなく…

今日もプリプリな1日でした。はぁ。

なんか嫌だな。
すっごく余裕がなくなってる。
うおーーーー(ノ_ _)ノ

ここしばらくは自分なりにできることを
精一杯やってるつもりなので、
イライラしてしまう自分に
「そんな日もあるさ~」
「プリプリしたっていいじゃない ^ ^」
と言い聞かせながら
なんとか平静を保っています(苦笑)

少しでも力になりたいって気持ちが確かにあっても
看病ってストレス溜まるなぁ。
もちろん本人が1番つらいのですけどね。

明日からも頑張るぞ。おー。

2クール目『シスプラチン+アリムタ』

【母の治療内容】
★使用する薬剤は…
第1候補:シスプラチン+アリムタ
第2候補:カルボプラチン+アリムタ
★3週間を1クールとして、4クールの治療
★それ以降はアリムタによる維持療法(予定)

【シスプラチン+アリムタの主な副作用】
★白血球減少
★ヘモグロビン減少・血小板減少
★吐き気・嘔吐・食欲低下
★腎機能障害
★しゃっくり

母の2クール目の薬剤はシスプラチン+アリムタ。前回のカルボプラチン投与による副作用がほとんど見られず、体力的にも頑張れそうだねという主治医さんの診断で、より抗腫瘍効果が高いシスプラチンに変更しました。

カルボプラチンとシスプラチンの違いの1つに点滴時間の長さがあります。化学療法を受ける際は、抗がん剤だけではなく副作用を抑えるための薬剤や生理食塩液などを続けて点滴します。カルボプラチン+アリムタはトータル3時間程度。シスプラチン+アリムタはトータルで5時間程かかりました。

シスプラチンは腎臓に与えるダメージが大きいので、腎臓への負担を減らすために点滴している間に1リットルの水分を摂るように言われます。おしっこをできるだけ多く出すことでシスプラチンを洗い流すことが目的なのですが、これがちょっぴり大変そうでした。

2クール目が始まって1週間。今回は少し副作用が出ています。2日目から普段と違う口の渇きが出てきて、味覚がおかしくなってるようです。今までと変わらない食事がすべて『へんな味』がするそう(苦笑) なにも口にしたくない~でもなにか食べなきゃ~という時はゼリー飲料がいいですよ。少しずつちょこちょこ食べられますし、とっても助かっています。それから冷たい麺類は比較的食べやすいみたいですね。

次に出てきたのは体のだるさ。起き上がっているのもしんどかったようで、横になってやり過ごしていました。5日目がピークで今は少しずつよくなってきている…といった状態です。

今の時点では、母も私も思っていたより副作用が軽かったねという感想です。もっと吐き気が強く出て、げぼげぼしちゃうかなと心配していました。実際に治療をしてどんな風に副作用が出てくるかが分かってきたので、母は少し安心しているようです。ひとまず2クール目もなんとか無事に乗り越えられそうです(*´˘`*)

1クール目『カルボプラチン+アリムタ』

【母の治療内容】
★使用する薬剤は…
第1候補:シスプラチン+アリムタ
第2候補:カルボプラチン+アリムタ
★3週間を1クールとして、4クールの治療
★それ以降はアリムタによる維持療法(予定)

【カルボプラチン+アリムタの主な副作用】
★白血球減少
★吐き気・嘔吐・食欲低下
★発疹
☆脱毛することはない

母の1クール目の薬剤は第2候補のカルボプラチン+アリムタ。副作用が心配でただただ不安でしたが、母の初めての抗がん剤治療では目に見える副作用はなにもありませんでした。むしろ治療を始める前より調子がいいくらいです。ほんとによかった…*_ _)

肝心のがん細胞は少し小さくなってるようです。ただ『効いてる』と言えるレベルかというと…微妙なところ。そのため、2クール目からはより強い効果が期待できる第1候補のシスプラチンに切り替えてみようかと主治医さんから提案されています。

効果が強い=副作用も強く出ることが想定されるのでこれまた心配ではあるけれど、効果を期待しての治療だし挑戦してみてもいいのかな…うーん。

がんの告知を受けて、普段はポジティブな母もさすがに気持ちが負けてしまって、入院前はご飯も食べられずほぼ寝たきりになってしまっていましたが、今では3食しっかりご飯も食べますし咳もほとんど治まっていて、ちょっぴり安心していたりします。

とはいえ。がんが進行しているのは確かなので、気を引き締めて立ち向かわなければなりませんね。あと数日後には2クール目が始まります。お母さんと共に頑張るぞ!!

Do or Don't

2月1日に入院したお母さん。今日でちょうど1週間。実はまだ抗がん剤治療は始まっていません…

入院翌日から抗がん剤治療を始める予定でしたが、弱っている母の状態を見た主治医さんと看護師さんの判断で、数日様子見をしていました。今の状態では治療に耐えられるか際どいところだということですね(>_<)

そうだよね… 負担が大きすぎるよね… と私の心の中はざわざわしていました。それでも治療を頑張ると思ってくれているお母さんの気持ちを1番大切にしたいので、前向きに体調管理をサポートしましたよ。

主治医さんからの言葉もあり、母は体力をつけるべくご飯をしっかり食べて、横になる時間を減らすようにし、体がしんどいながらも頑張っていました。そして今日抗がん剤治療に挑戦することを主治医さんや看護師さんと相談して決断しました。いよいよ明日から始まります。

①シスプラチン+アリムタ
②カルボプラチン+アリムタ
抗がん剤は使用せず緩和ケア
入院前に提案されていた治療プランはこの3つでした。体力などの心配がなければ、主治医さんは①で進めていきたいと考えていらっしゃったようです。けれども想定していた以上に母の体力が落ちていたため②でいくことになりました。

やるからにはあとはもう効いてくれることを祈るだけですが、やっぱり気になるのは副作用なんです。恐いんです。とはいえ、こればっかりはやってみないと分からないですからね。それぞれの薬剤で考えられる効果や副作用をしっかり説明していただいたことで、心の準備ができたように思います。きっと大丈夫!!!!

命がけの選択

抗がん剤治療を受けると決めた母は今日から入院する。してしまう。私はそれでいいのか分からない…

抗がん剤はがん細胞だけでなく正常な細胞にも作用するため、それが副作用となって現れてくる。今の状態では効き目はあまり期待できないと言われているのに、あえて危険な橋を渡るようなことをしなきゃいけないのかな。抗がん剤の母に及ぼす影響がただただ恐い。だって延命どころか縮命となることだってあるのだ。

ここではこんなネガティブなことばかり言ってるけれども、もちろんお母さんには良くなってほしいと思っている。良くなる治療は受けてほしい。でも…でもなのですよ(苦笑) 治療前の今、すでにかなり具合が悪くて夜は一晩中咳き込んでるのを聞いていると、これ以上の苦痛は与えたくないという気持ちでいっぱいになって…うーん。

母は「苦しい思いをしてまで延命はしたくない」けれども「少しでも可能性があるなら治療をしたい」という気持ちで揺れている。諦めていない母の想いが分かるので、気持ちが折れてしまうようなネガティブなことは言わない。そばでその想いをしっかり支えて応援したいから。でもリスクをちゃんと分かってる?体への負担が大きいんだよー!と気になって仕方がない。心配でたまらない。

いろいろ思うところはあるけれど、明日からも元気を分けてあげられるようににこにこ頑張るぞ。やるからには『より大きな効果』と『少しでも小さな副作用』になることを祈るだけですね(。-人-。)

正解のない選択って難しい。。

変わってしまった日常

お母さんと私は結構仲よし。
年が離れているので『ともだち親子』って感じではないけれど、いつも一緒にいて苦にならない関係です。

就職してからずっと離れていましたが、今は実家で母と2人暮らしをしています。のんびり気ままな毎日です。急な思いつきで自然がいっぱいな所へ遠出したり、お気に入りのご飯屋さんで食事したり、ウィンドウショッピングに出かけてみたり…
母としたいことや母にしてあげたいことなどを存分にできている日々はとても幸せで、今度はどこに行こうかといつも母と相談をしていました。

そんな毎日を過ごすなか、ある時から母が乾いた咳をするようになりました。そのうち息が抜けたような声になり、しばらくすると背中に痛みを感じてえずくようになって…
あまりにおかしい症状なのでかかりつけのお医者さんに診ていただいたところ、肺に腫瘍があることが判明。その後紹介されたがんセンターで詳しく調べていただいた結果、進行性の肺腺がんと診断されました。咳が気になりだしてからここまで3ヶ月です。

時々空咳をするようになってからも、いつもと変わらず家事をこなし、いつものように活動的に動き回っていた母。しかし腫瘍が見つかり検査入院をしてから一変しました。
それまで普通に生活していた母が1日の大半を横になって過ごすようになりました。体がだるくてどうにも起きていられないようです。食欲もなくなり、普段の半分も食べられません。咳は湿ったものに変わり、数十分おきに咳き込みます。

あまりの変わりように私は頭がついていきません。悲しいやら悔しいやら恐いやら、混乱しています。きっと母はそれ以上に困惑し、心細いのではないでしょうか。

お母さん!! 大丈夫だよ!!

不安の正体

頭を埋め尽くしている不安。
でもそれってなんだろう?

落ち着いて考えてみると…
治療のことや今後のことなど、分からないことだらけな状況に気圧されて、必要以上に不安を感じてしまってるような…(>_<)

そこで情報を集めることにしました。
まずは、がんとその検査や治療法について。それから、がんを治療されている方やご家族の体験談を読み漁っています。

情報を得ることでつらい現実を突きつけられることもありますが、未来に想定される出来事を知ることができたことで、漠然とした不安が軽減されてちょっぴり冷静さを取り戻しています。

できることから。1歩ずつ。